温泉分析について

皆様に安心してご利用いただける温泉施設として、温泉に関する分析結果と禁忌症・適応症についてのご報告です。

温泉に関する分析結果

源泉名 天王寺「世界の温泉」
湧出地 大阪府大阪市浪速区恵美須東3-2-32
湧出地における
調査及び試験成績
調査及び試験者 株式会社東邦微生物病研究所 樫井 成匡/内田 昭二
調査及び試験年月日 平成17年5月24日
泉温 39.4℃(調査時における気温28.9℃)
湧出量 485リットル/分 動力揚湯(水中ポンプ方式)
知覚的試験 淡黄色、微硫化水素臭、弱金属味
水素イオン濃度(pH) 7.3(ガラス電極法)
ラドン(Rn) 4.7×10-10キュリー/kg 1.29マッヘ/kg
試験室における
試験成績
試験者 株式会社東邦微生物病研究所
樫井 成匡/内田 昭二/福水 隆吉
分析終了年月日 平成17年6月7日
知覚的試験 無味、無臭、淡黄色(採取後72時間後)
密度 0.9987 g/cm3(20℃/4℃)
水素イオン濃度(pH) 7.4(ガラス電極法)
蒸発残留物 469 mg/kg(乾燥温度110℃)
試料1kg中の成分・
分量及び組成
陽イオン
成分 ミリグラム
(mg)
ミリバル
(mval)
ミリバル%
(mval%)
水素イオン 0.0 0.000 0.00
リチウムイオン 0.0 0.000 0.00
ナトリウムイオン 134.4 5.845 86.66
カリウムイオン 12.1 0.310 4.59
アンモニウムイオン 0.9 0.050 0.74
マグネシウムイオン 2.6 0.214 3.18
カルシウムイオン 6.2 0.310 4.59
ストロンチウムイオン 0.0 0.000 0.00
バリウムイオン 0.1 0.001 0.02
アルミニウムイオン 0.0 0.000 0.00
マンガンイオン 0.0 0.000 0.00
鉄(Ⅱ)イオン 0.4 0.014 0.21
鉄(Ⅲ)イオン 0.0 0.000 0.00
銅イオン 0.0 0.000 0.00
亜鉛イオン 0.0 0.000 0.00
陽イオン 計 156.7 6.74 100.0
陰イオン
成分 ミリグラム
(mg)
ミリバル
(mval)
ミリバル%
(mval%)
フッ素イオン 0.2 0.011 0.16
塩素イオン 58.3 1.644 24.85
臭素イオン 0.2 0.003 0.04
ヨウ素イオン 0.0 0.000 0.00
亜硝酸イオン 0.0 0.000 0.00
硝酸イオン 0.0 0.000 0.00
水酸イオン 0.0 0.000 0.00
硫化水素イオン 0.0 0.000 0.00
硫酸水素イオン 0.0 0.000 0.00
硫酸イオン 0.0 0.000 0.00
リン酸水素イオン 2.7 0.056 0.85
メタ亜ヒ酸イオン 0.0 0.000 0.00
炭酸水素イオン 298.9 4.898 74.07
炭酸イオン 0.0 0.000 0.00
メタケイ酸イオン 0.0 0.000 0.00
メタホウ酸イオン 0.0 0.000 0.00
チオ硫酸イオン 0.1 0.002 0.03
陰イオン 計 360.4 6.61 100.0
非解離成分
成分 ミリグラム
(mg)
ミリモル
(mmol)
メタケイ酸 93.8 1.201
メタホウ酸 0.8 0.018
メタ亜ヒ酸 0.0

0.000

総硫黄 0.1

0.001

硫酸 0.0

0.000

非解離成分 計 94.7 1.221

溶存物質(ガス性のものは除く)陽イオン+陰イオン+非解離成分 計 611.8 mg/kg

溶存ガス成分
成分 ミリグラム
(mg)
ミリモル
(mmol)
遊離二酸化炭素(遊離炭酸) 14.0 0.319
遊離硫化水素 0.0 0.000
溶存ガス成分 計 14.0 0.319

成分総計 陽イオン+陰イオン+非解離成分+溶存ガス成分 計 625.8 mg/kg

その他の微量成分
(飲用に係る成分)
総水銀 0.0005㎎未満
0.01㎎未満
0.02
総ヒ素 0.011
総クロム 0.01㎎未満
カドミウム 0.001㎎未満
泉質 単純温泉(低張性・中性・温泉)

療養泉分類の泉質に基づく禁忌症、適応症等

温泉の医治効用は、その温度その他の物理的因子、化学的成分、温泉地の地勢、気候、利用者の生活状態の変化、その他諸般の総合作用に対する生体反応によるもので、温泉の成分のみによって温泉の効用を確定することは困難であるが、温泉の禁忌症及び療養泉の適応症は、おおむね次のとおりである。

浴用の禁忌症

急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)

浴用の適応症 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
浴用、飲用の
一般的注意事項
温泉には老化現象が認められ、地中から浸出した直後の新鮮な温泉が最も効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなければかえって疾病に不利に働く場合がある。したがって浴用又は飲用上の注意事項はおおむね次によることとし、特に飲用には新鮮な温泉を用いるとともに源泉及び飲泉施設について十分な公衆衛生上の配慮を行うこと。
(1)浴用上の注意事項
ア.温泉療養を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日当たり1回程度とすること。その後は1日当たり2回ないし、3回までとすること。
イ.温泉療養のための必要期間は、おおむね2ないし3週間を適当とすること。
ウ.温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間前後に湯あたり(湯さわり又は浴場反応)が現れることがある。「湯あたり」の間は、入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと。
エ.以上のほか、入浴には次の諸点について注意すること。
(ア)入浴時間は、入浴温度により異なるが、初めは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい。
(イ)入浴中は運動浴の場合は別として一般には安静を守る。
(ウ)入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない(湯ただれを起こしやすい人は逆に浴後真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)。
(エ)入浴後は湯冷めに注意して一定期間の安静を守る。
(オ)次の疾患については、原則として高温浴(42℃以上)を禁忌とする。
イ.高度の動脈硬化症 ロ.高血圧症 ハ.心臓病
(カ)熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので十分注意する。
(キ)食事の直前・直後の入浴は避けることが望ましい。
(ク)飲酒しての入浴は特に注意する。
(2)飲用上の注意事項
ア.飲泉療養に際しては、温泉について専門的知識を有する医師の指導を受けることが望ましいこと。
イ.温泉飲用の1回の量は一般に100mLないし200mL程度とし、その1日の量はおおむね200mLないしは1000mLまでとすること。
ウ.強塩泉、酸性泉、含アルミニウム泉及び含鉄泉はその泉質と濃度によって減量し、又は希釈して飲用すること。
エ.以上のほか、飲用については次の諸点について注意すること。
(ア)一般には食前30分ないし1時間がよい。
(イ)含鉄泉、放射能泉及びヒ素又はヨウ素を含有する温泉は食後飲用する。含鉄泉飲用の直後には茶、コーヒーなどを飲まない。
(ウ)夕食後から就寝前の飲用はなるべく避けることが望ましい。
禁忌症決定年月日 平成17年6月9日

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